青汁の素、Couve(コウビ:ケール)

Choupana

2010年06月09日 09:23

昨日に引き続きまして本日もブラジル野菜のお料理をご紹介いたしましょう。

さて、今日のお題はCouve(コウビ:ケール)!




これです。

先日、サラダバーというブログの中でも少し触れましたが、コウビとは、ブラジルを代表する野菜で、日本では青汁の原料として知られているケールのことです。

青汁と聞くと、「苦い、まずい」と思われる方が殆どではないでしょうか?

ブラジルでは、このコウビを千切りの炒め物にしたりして主にFeijoada(フェイジョアーダ)という黒豆と豚肉などの煮込み料理の付け合せとして食べることが多いようです。

さて、問題のお味ですが、「小松菜みたい」とおっしゃるお客様もいらっしゃいますが、ほんの少し苦味があるものの、大したクセもなく非常に食べやすい野菜です。

このコウビ、どこがそんなにスバラシイのか、と言えば…

コウビは、現代の食生活に不足しがちな食物繊維はもちろんのこと、カロチン・カルシウム・鉄・リンなどのビタミン・ミネラル類がとても豊富なお野菜なのです。

また、野菜類では群を抜いてビタミンEの含有量が多く、さらに、ナトリウムの排泄に大切な働きをするカリウムも多く含まれているんですって!

塩分を摂った後にはたくさん食べたいですね。

さらに!寝ている間に人間の脳から分泌されるメラトニンというホルモンが、ケールにはとても多く含まれているらしいですぞ!!

メラトニンっていうのは、抗酸化物質として働き体内の酸化を押さえる効果があるんですって!ほかにも、不眠治療や時差ぼけの解消などに使われるサプリメントにも使われているんですって!!!!!!!!!

おお、なんとスバラシイ!

で、このコウビ、その正体は、地中海地方原産のキャベツの
祖先で、欧米ではロールキャベツなどに利用されているのだそうです。

どうりで…ロールキャベツって、普通のキャベツではとっても作りにくいですものね。 ガッテン!!ガッテン!!ガッテン!!



この写真は浜松でコウビを栽培しているMario さんとそのコウび畑です。Marioさんが手に持っているのがコウビの葉っぱ。うちわのようなデカい葉っぱです。

このようにブラジル野菜は浜松、磐田でもブラジル人農家を中心にたくさん作られているのです。

ブラジルスーパーに行けばこのコウビも買うことができます。是非食べてみてくださいね。


ブラジルには日本ではまだまだ知られていない栄養豊富なスバラシイ野菜がたくさんあります。そして、その野菜に関する知識と栽培技術を持った人たちが今や日本にはたくさんいます。

こうしたブラジル野菜が入ってくることで、日本の農業や
食卓がもっと豊かになるかも…です。


6/12(土)は「恋人の日」
恋人にこんなうんちくを語りながらブラジル料理を楽しんでみませんか?

一目おかれるか、キラわれるかはあなた次第!

HP http://choupana.three-count.com/

ご予約 浜松店 053-472-0777 磐田店 0538-58-2321

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